
会員のご紹介
■ 会員氏名 近藤信久
■ 所在地 大阪市北区西天満6丁目1番2号千代田ビル別館7階
■ TEL 06-6363-5755 / FAX 06-6363-5756
■ URL http://www7a.biglobe.ne.jp/~kondo-law
■ MAIL 近藤信久法律事務所へメールを送る
大阪大学法学部卒業
平成8年4月 大阪弁護士会に弁護士登録
朝日中央綜合法律事務所・松井法律事務所勤務の後、近藤信久法律事務所開設し、現在に至る
大阪簡易裁判所民事調停官(いわゆる非常勤裁判官)
関西日英協会会員
ベンチャーコミュニティー会員
バイオサポーターズ3会第1期生
大阪市中小企業支援センター(あきない・えーど)経営サポーター
ドリームゲート登録アドバイザー
大阪大学法学部非常勤講師
このコーナーは全国起業家名鑑スタッフ藤岡明日香によるインタビューで会員の人となりをご紹介します
今日のお客さまは、近藤信久法律事務所所長の近藤信久さんです。
大阪文殊会の皆さんには、もうすっかりお馴染みですよね。 弁護士という職業の方とお話をするのは初めてで、ちょっと緊張気味に始まったインタビューでした。
それは、「ブログに毎日コラムを書くのは大変じゃないですか?もしかして元新聞記者とかなんですか?それとも作家さんですか?」な〜んていう嬉しいメールから始まりました。
あ〜、ブログを毎日、見てくださってるんだなと嬉しくなって
(A:明日香) A:「ブログ、いつも見てくださっているんですね。ありがとうございます。」
(K:近藤) K: すいません。いつも見ているわけではなく、メール返信にあたって少し調査してしまいました。これも仕事上染み付いてしまったくせみたいなものですのでご
容赦ください。
ガクッ、あはは...そうですか。d( ̄  ̄) ヾ(^o^;オイオイ・・・ まっ、いいか...で、元新聞記者でも作家でもないのですよとお話をして
A:元中学校の社会科の教師です
K:そうですか。私、柔道部だったのですが、その顧問の先生が社会科の先生でとても怖い先生で、不良グループからも唯一恐れられている先生でした。社会科の先生というとそのイメージがいまだに染み付いています。
A:弁護士と聞いて、どうしてもテレビの中の「弁護士のくず」とか「7人の女弁護士」とか「離婚弁護士」とかのイメージしか思い浮かばず、発想がとても貧困なんです。(笑)
K:「弁護士のくず」はちょっと見ました。豊えつと高島礼子と伊藤英明が皆演技がうまいのでおもしろかったです。
弁護士モノや刑事モノのドラマは大好きで、2時間ドラマなども大好きなんですが、 どうしても弁護士、検事というと、法廷でピシーッと持論を戦わせているカッコイイシーンを想像するのですが...その実態はいかに???(@_@)
A:ちょっとやそっとでなれるものでもないですし
K:試験は苦労しましたが、今思うと無駄になってしまう可能性が非常に高い(一種のハイリスク商品)ものに挑戦し続ける持久力を養うために(一種の修行?)あんな試験があったのかなという気がしないでもないです。
しかし法科大学院が出来てこれからは変っていくのでしょう。
ハイリスク商品ですか...“持久力を養うため”にそんな選択をするなんて、や っぱりタダ者ではない!!(^-^)//""ぱちぱち スゴイです!!
A:仕事内容そのものも多岐にわたりますよね?
K:これが弁護士のいいとこかもしれません。私、いて座、B型、ペガサスなのでパタパタ(根無し草、浮き草)したところがあり、一緒のことばっかりやっていたら飽きていやになってしまうかもしれません。
昨日も、朝は行政訴訟の打ち合せ、昼から拘置所にいってオーバーステイの方と通訳を交えて面談、そのあとは医療過誤事件のためにお医者さんの教科書の調査とやってることは、ばらばらです。
きっと頭の切り替えがお上手なんでしょうね。いろんなことを同時進行でやろうと すると、どうしても途中でパニクッてしまって、どれもまともにできなくなってし
まうものですが、一気に手を付けて、一気に片付ける!これができるのは、もう スーパーマンです。
A:柔道部に所属されていたということですが、ずっとスポーツをやっておられたんですか?今も体力作りのようなことはされていますか?
K:幼稚園のときテレビで柔道一直線を見て、近所の道場に兄貴と友達を誘って通い始めました。それから大学1年で怪我をするまでずっとやっていました。一応、弐段です。でもはっきいり言って弱いです。大阪文殊会の皆さんに聞いてもらったらわかると思いますが、見た目も強そうには見えません。
A:う〜ん、MYページのお写真を拝見している限り、優しそうな感じですものね。 でも、有段者とは...スゴイ!!お見それいたしました。m(_ _)m弁護士という職業を手に入れたいと思われたきっかけは何ですか?
K:自分でも訳が分かりません。法学部にいたので友人も勉強しているし自分もやって見ようと思って勉強始めたのですが、始めるとなぜか止められなくなったのです。親戚とか知人に弁護士がいたわけでもテレビとか映画で弁護士に感動してというわけもありません。柔道と同じで、やり始めると自分の中できっちりとした止める理由ができるまで止められない性格なのかもしれません。ちなみに小さい頃の夢はパイロットでした。
A:“ツワモノ自由人”近藤さんのスゴイところなんですね。 友達がやっているからと始めるのは簡単ですが、続けるのは、やはりの並大抵のことではないと思います。
♪思い込んだら〜試練の道を〜行くが男のド根性〜♪とばかりに、スポーツにのめ りこんでしまうのと同じで、勉強にのめり込んでしまわれたのかもしれませんね。
近藤さんにとっての“やめる理由”は、司法試験に合格することだったのですね。それで今は弁護士として立派に法の道を歩いておられるのですから、やっぱ
りスゴイです!
完全にテレビの受け売りみたいですけど、司法試験に合格したあと、検察官、弁護士、裁判官とそれぞれ道が分かれるそうですが、これは個人の希望でそうなるのですか?
K:個人の希望が前提です。ただ裁判官・検察官の場合、公務員ですので、なりたいと思っても採用されない場合もあります。
A: そっか...裁判官、検察官は公務員なんですね。採用試験というのがまたあるん ですよね。法科大学院のお話が出ていましたが、これは、法曹三者を目指す人が行くところと思っていいのでしょうか?大学の法学部というよりももっと専門的に学べる場所なのですか?
K:そうです。ロースクールってやつです。大学院です。教授には、大学で研究をずっとやっている人だけでなく、実務家(弁護士など)もなっています。医者の世界と比べると医学部の教授が実際手術とかやるのに対し、法学部の教授は原則的には研究者であって裁判実務をやっているわけではありません(実際判決を書いたり訴訟代理人なったりしません)。
ロースクールは、実務家を養成するというのがコンセプトです。
A:弁護士の1日は、まさに頭の切り替えが円滑にできないととても大変そうですが、それぞれの場面で調査をしたり、知識を得て仕事を完遂させるためには、相当の努力が必要だと思うのですが、ご自身ではどう感じておられますか?
K:→努力の問題ではなくそれぞれの仕事について興味を持っているかどうかという問題と思っています。本を10冊並行して読む場合、10冊それぞれに興味があれば、順番に30分ずつ読んで1日何回転かしても、それぞれきちんと読めると思います。それぞれの仕事に興味を失ったら多分無理でしょう。
確かに興味がなくては、何も始められないですね。 でも、本を10冊並行して読んで理解できるって、すごくないですか?(@_@) 私も2〜3冊ならどうにかなりそうですが、近藤さんが読まれるのは、たぶん専門書系でしょう?
う〜ん、いくら興味があっても並行して読んでると、頭がパニックになってしまい そうです。コンピューターの専門書は、月に何冊か読みますが、せいぜい3冊読んだら嫌になります。 近藤さん!やっぱり並みの頭脳ではないですね!さすがです!
A:ズバリ!今、弁護士は、天職だと思っておられますか?
K:思っていません。弁護士になる前に法律事務所で事務員をしていました。
司法試験に合格したときお祝いをその事務所でしてもらったのですが、そのとき
ボスである弁護士から「君は弁護士には向いていない」と言われ、あまのじゃく
な私は裁判官や検事ではなく弁護士になりました。
商社マンとかパイロットとか医者とか目指しとけばよかったと思うこともありま
す。ただ、そんなときは、弁護士のよいところを頭の中で箇条書きに思い浮かべ
自分で「弁護士でよかったじゃないか」と言い聞かせます。
どんな職業に就いても、そういう時期は何度もあるかもしれませんね。
ただ、あまのじゃくで弁護士になって、ある意味、自分に挑戦されたんですよね?
それで現在があるのですから、やはり“思いこみ”とか“意志”の強さの賜ですね。
A:現在は、事務所を構えられていますが、それまでは、やはりどこかの法律事務所で仕事をしながら経験を積んで来られたのですか?
K:勤務していました。
A:やはり独立する人とそのまま弁護士事務所などで仕事をされる人がいらっしるのでしょうか?どこらへんでそれは分かれるのでしょうね?雇われている方が楽と言えば楽な気もしますが...(^^;)
K:弁護士の場合、今のところ一生雇われている方は極少数だと思います。というのは、共同事務所(東京の場合、弁護士100人を超える事務所もあります。大阪でも20人を越えるところもあります)の場合でも、一生雇われているのではなく、勤務してから3年から5年くらいすると独立するか共同経営者(パートナー)になるか選択させられる場合が多いと思います。
共同経営者になると給料がなくなるばかりでなく、事務所経費を負担する立場に変ります。大事務所ですとこの経費負担が大きな金額になります。このように共同経営者の立場を選んでも楽ではないのです。
独立して自己責任でやっている方が気楽ともいえます。ただ、大事務所の看板がなくなるので営業をするとき一苦労ですが。今後弁護士の数が増えますが、そうなると一生雇われている弁護士も増えるのかもしれません。きっとその場合給料はぐっと下がるのでしょうね。
A:独立されて、これは良かった!と思うことは何でしょう?
K:すべての仕事を自分の方針や考えに従ってできるようになったことです。自分の納得できないことをしていると気持ちが悪くなりきます。
A:10年後の自分に向けてメッセージをどうぞ!
K:毎日楽しく仕事していますか?お互い気負わず焦らずコツコツ頑張りましょう。
私が想像する10年後の近藤さんは、経験も積まれ、人間的にも一回りも二回りも大 きくなられて、きっ と今以上のやわらか頭のスーパーマンになっておられるでしょうね。(^-^)